2005年 01月 10日

台湾との直航便?

  两岸协商台商春节包机 台湾“国防部”欲搅局
 (春節の台湾との直航便に 台湾「国防部」が横槍)
 包机というのは「飛行機をチャーターする」という意味ですが、ポイントはチャーターすることではなく、直航することなので上のように訳しました。

 横槍、というのは国民党人士抵京协商 包机会谈有望公布方案(国民党党員が北京で話し合い 直航便の会談で方案を発表か)という内容に対してのものです。
 共産党と国民党にとってはうまい作戦ですね。解決策を両党の名義で発表しても、台湾当局(民進党)が同意するはずがありませんから、反対された時点で台湾当局を批判する、という作戦です。「反攻大陆」(大陸に反攻する)を唱えていた国民党も落ちぶれましたね。でも仮に民進党が修正を加えて許可した場合、どっちのポイントが上がるのか、それも見ものですね。

  “国防部”强调,包机直航必须以国际航线方式处理,适用国际航约的相关规范,除了“主权”的问题,还有安全检查、认证、维修等方面的严格规范,若以岛内航线处理,不仅有损“主权”尊严,旅客权益也将失去保障。
 (「国防部」は、チャーター直航便は国際便方式で処理されなければならず、国際航約の規範が適用され、「主権」の問題のほかにも、安全検査、認証、整備などにも厳格な規範があるが、もし島内便として処理されると、「主権」の尊厳が損なわれるばかりでなく、乗客の権益にも保障がなくなる、と強調した。)

  “国防部”指出,基于安全上的考量,目前台海领空的民航机一律采取南北向飞行,包机直航也必须依循这项原则,若允许包机以东西向方式飞行,战管雷达上将难以辨识民航机或战机。
 (「国防部」は言う、安全上の問題から、台湾領空の民間機は全て南北の方向に飛行してるので、直航便もこの原則に則らなければならず、もし直航便に東西方向での飛行を許すと、レーダー上で民間機と戦闘機の区別をするのが難しくなる、と。)
 こりゃうそっぽいな。いずれにせよ、「武力犯台」(武力で台湾に進攻すること)を放棄していない共産党を警戒する必要がありますから、直航には慎重にならざるを得ないでしょう。

 ただ直航便がないのは実際不便なんですよね。上海には台北からやって来たんですが、台湾->マカオ->上海と飛びました。下の地図は外務省から引っ張ってきましたが、香港(マカオの隣)と上海を結んだ線の真ん中右寄りが台湾ですから、遠回りしていることがわかりますね。台湾から北京に「留学」している友人は基本的にソウル経由で行き来しています。


 それにしても国民党はいまさら直航便の話し合いをするくらいなら、自分達が政権を握ってたときにやればよかったんだよ。とは言っても民進党に政権を譲る前は、李登輝さんが大統領だったんだけど(笑)。だからその前の蒋経国の時代にね(爆)。

興味深かったらこちらへ
元記事はこちら
[PR]

by wowow_turk | 2005-01-10 18:25 | 中国のニュース


<< 2005年1月11日ダイジェスト      2005年1月10日ダイジェスト >>