2004年 12月 15日

無責任な日本と批判する無責任な中国

  外交部称日本官方文件渲染中国威胁论极不负责
 (外交部 日本政府のドキュメントで中国脅威論を宣伝するのは無責任だ)

 無責任なのはお前らだろ。
 日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明の第六項を見てみましょう
  日本国政府及び中華人民共和国政府は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。
 相互不可侵、内政に対する相互不干渉って何のことだかわかって言ってるあんたら?

 劉建超報道官の言葉
  日本官方文件公开渲染所谓“中国威胁”,没有任何事实根据,是极其不负责任的。中方对此表示强烈不满,希望日方多做有利于双方增进互信和两国关系健康稳定发展的事。
 (日本政府のドキュメントでいわゆる「中国の脅威」を宣伝するのは何の根拠もなく、無責任なこと極まりない。中国側はこれに強い不満を示し、日本側が双方の互信と両国の関係が健全に安定的に発展するようなことをしてもらいたい。)
 日本からするととんでもない内容ですが、「何の根拠もなく」というのは中国側の戦術としては正しいんです。『中国が領海侵犯認める、阿南大使に「遺憾」の意』?で書いた結論を引っ張ってくると
  要するに、「そんなことは言った覚えはない。仮に言ったとしても正式な文章として残っていないことは中国の正式な発表ではない」と言い逃れるために、口頭でうやむやにしたというのが真相でしょう。

 「中国から謝罪の言葉を引き出した」とか「新しい外交のカードだ」とか言って喜んでいた日本の一部マスコミとそれを信じたわが同胞たちよ、外交というのはそんなに甘くないぞ。ほぼ3000年も前に春秋戦国というさまざまな外交手段を戦わせた時代の経験を継承している中国は、1000年前に未だ歴史時代に入っていなかった日本なんぞ、赤子の手をひねるようなもんだ。日本は明治維新でアジアの国々に先駆けて現代化したとはいえ、それからの歴史は高々百年を少し超えるのみだからね。

 中学の歴史の授業で、中国史から始まって日本史に入ったときに、「あれ?高度の文明が何で急に猿のような状態になっちゃったんだ?」と呆然となったことを思い出します。夏目漱石が言ってましたね、確か「中国人に間違えられて憤慨する日本人がいるが、あれは間違いだ。中国のほうがすばらしい背景をもっている」というような内容でした。

 驕り高ぶったわが同胞よ。もう少し謙虚に敵のことを知るように努力しよう。驕れる何とか、というような言葉を繰り返す必要はないはずだ。

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by wowow_turk | 2004-12-15 17:55 | 中国のニュース


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