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2004年 11月 27日

上海の不動産 バブルの危険?

 タイトルからどうぞ
  海外热钱狂扫上海楼市 高档楼盘面临“崩盘”?
 (海外からの資金が上海の不動産に 高級物件が「バブル破裂」の危機?)

  “1万多元一平方米的房,一买就是四五套,而且不按揭!”上海市中心某楼盘售楼处售楼人员言语里充满惊异。“这些买房人大都是海外资金的代理人。”一位售楼人员告诉记者。
 (「1平米1万元以上の物件を、一気に四つも五つも買っていくんですよ。それもローンも組まないで!」上海市の中心にあるセールスマンの言葉には驚きでいっぱいだ。「物件を買っていく人はたいていが海外資金の代理人です」。)
 1平米1万元を日本円と坪に変換してみましょう。1坪は約3.306平米、1万元は123866円ですから、単純に掛けると、約41万円/坪となります。そして上のセールスマンは「1平米1万元以上」といってるので、これは最低額のことですね。

  有消息说,加息后,有10多亿美元海外资金涌入上海楼市。中房指数首席分析师陈晟分析:“海外热钱是嗅到了人民币升值气息,想在楼市中捞一把。”
 (一説によると、利息を上げた後、10億ドル以上の海外資金が上海の不動産市場に流れ込んできたという。中国不動産の主席アナリスト陳晟はこのように分析する:「海外からの資金は、人民元の切り上げのにおいをかぎつけて、不動産市場で一攫千金を狙ってるんです」。)
 人民元切り上げのうわさで、中国国内の様子を紹介したことがありますが、海外からの関心もやはり高いようですね。

  热钱扫楼虽然暂时未累及国内银行体系,但其投机嗜利本性蕴涵着更大风险:一旦热钱大举退潮,高热的上海高档楼盘崩盘,必然会殃及整个地产市场甚至整体经济。
 (海外からの大量資金は今のところ国内の銀行システムに影響を及ぼしてはいないが、投機はその性質上、必然的に危険を伴っている。これらの資金が一挙に引き上げられた場合、高騰している上海の高級物件はバブルがはじけ、必然的に不動産市場全般、さらには経済全般にまでマイナスの影響をもたらす。)

 不動産価格が高騰しているという一例を紹介しましょう
  北外滩中心区域楼盘白金府邸,7月开盘时均价为每平方米1.8万元,当时销售极为困难;然而近来形势突变,销售开始顺利,房价一路上涨,现在最高价已达每平方米2.7万元,售楼人员称:“上月每天只能卖七八套房子,现在每天能卖20多套。”
 (北外灘中心地区にある白金府邸は、7月に発売されたときの平均額は1.8万元/平米で、当時はなかなか売れなかったのだが、このところ突然形勢が変わり、買い手が次々に現れ、最高額も2.7万元/平米にまで上がっている。セールスは「先月は一日に7,8件を売るのが精一杯でしたが、今は毎日20件は簡単に売れます」と話した。)

  据上海方面统计,自2002年来,上海房价每年涨幅在20%左右,三年翻了一番。2003年全市均价为每平方米5881元,位居全国第一;今年,据最近几个月数据统计,均价至少超过每平方米7000元。
 (上海の統計によると、2002年からこれまで、上海の不動産価格は毎年20%ほどの伸びを見せ、3年間で約2倍になった。2003年上海市全体の平均額は5881元/平米で、全国トップだった。今年に入って、この数ヶ月の数字は平均額が7000元を超えている。)

  11月20日,上海网上交易公示显示,当天交易均价已达到每平方米10220元,上海房价再创新高。但是数据显示,整个市场交易量实际在下降。上海房产之窗新房监测系统显示,当周全市成交量仅为71.7万平方米,比加息前整整下挫了35%。很明显,上海楼市交易量主要是在市中心的高档楼盘,相对高档楼盘,普通楼盘购买并不活跃,因此出现价高量少的现象。
 (11月20日、上海のネット上の売買の公示によると、当日の売買平均額は10220元/平米で、上海の不動産価格は記録を更新した。しかしデータによると、市場全体の売買数量は下がっている。上海不動産の窓による新物件観測システムのデータでは、その週の出来高は71.7万平米にとどまり、利息を上げる前より35%も落ち込んでいる。上海の不動産の売買は市中心の高級物件をめぐって行われていることは明らかで、これに比べると、普通物件の動きはそれほど活発ではなく、価格は高いが数量が少ない結果になっている。)

 最後にバブルに対する恐怖を
  如果未来人民币升值后,海外资金必将获利撤出,市场需求萎缩,价格下跌。如果上海楼市有泡沫,泡沫一定从这里――高档楼盘开始破裂。可以对照的经验是,1997年香港楼市崩盘,跌得最厉害的就是豪宅市场,最高跌幅达65%。高档楼盘狂跌,必定会波及一般楼盘,并拖累整个楼市下跌,最后崩盘。而热钱撤退后,楼市整体下跌甚至崩盘的代价,只能由上海自己消化。
 (もし将来、人民元が切り上げられると、海外からの資金は必ず引き上げられる。すると市場は萎縮し価格は下がる。仮に上海不動産市場にバブルがあるとすれば、バブルは高級物件から我始めることは必至だ。参考にできる事例は、1997年の香港不動産市場のバブル崩壊で、価格の下げ幅が最もひどかったのが高級住宅マーケットで、最高65%もの下げだった。高級物件が大幅に値下げすると、それは普通物件のマーケットにまで波及し、不動産市場全体の価格が下がり、最後にバブルがはじける。海外からの資金が引き上げられた後の始末は、上海が引き受けるしかない。)

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by wowow_turk | 2004-11-27 17:39 | 中国のニュース


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