うねり

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2004年 11月 23日

小泉首相と胡錦濤主席の会談



 胡錦濤主席の話をどどーっと紹介しましょう
  中日邦交正常化32年来,两国关系取得了长足发展。双方在各领域的合作成果显著。中日关系能有今天这样的水平,是两国几代领导人、两国政府及各界有识之士长期努力耕耘的结果。这一局面来之不易,值得我们倍加珍惜、精心维护。
 日中国交正常化からこれまで32年間、両国の関係は長期にわたって発展を獲得した。双方の広い範囲にわたっての協力が目覚しい成果を挙げている。日中関係が今日の水準まで高められたのは、両国の歴代の指導者、政府および各界の知識人による長い努力のたまものである。これは得がたい成果であり、より大切におもい、精一杯維持していく価値があるものだ。
 指導者を政府の前に持ってくるところが、いかにも「人治」国家の指導者ですな。

  进入新世纪以来,国际形势继续发生复杂深刻的变化,人类和平与发展的事业面临难得机遇,也面临严峻挑战。中日两国作为有重要影响的国家,对亚洲和世界的和平与发展肩负着重大责任。在新的形势下,中日两国优势互补的特点不仅没有削弱,反而更加突出;双方在地区和国际事务中的共同利益不仅没有减少,反而越来越多。发展长期稳定的中日睦邻友好合作关系,今天比过去更具有重要的现实意义。中日双方特别是两国领导人应该从战略高度和长远角度出发,积极推动两国关系稳定健康地向前发展。
 新しい世紀に入り、国際情勢に複雑で重要な変化がおきており、人類の平和と発展の事業にとってはよき機会でもあり、厳しい挑戦でもある。世界に影響力を持つ国として、日中両国がアジアと世界の平和と発展に大きな責任をもっている。新しい形成の下で、日中両国が互いの長所と短所を補うことは弱まるどころか、より突出していくことであろう。双方が地域と国際事務における共同の利益は減るどころか、これからどんどん増えていくであろう。長期に安定した日中の友好協力関係を発展させることは、過去よりももっと重要な現実的な意義をもっている。日中両国の特に指導者が高い位置からの戦略と長い目で見た角度から出発し、積極的に両国の関係を確実で健全な方向に推し進めるべきだ。
 「人治」のご意見はすでに承ってございます。ただ日本は一応「法治」国家でございますので、ちょっと焦点がずれているようにおもわれますでアルヨ。

  双方应该严格遵循中日间三个政治文件的原则,坚持“以史为鉴、面向未来”,着眼长远、善谋大局,加强交流、深化合作;在地区和国际事务中,双方应该加强协调和合作;应该进一步密切两国文化、教育及青少年交流;应该从两国的共同需要出发,我们在继续深化两国经贸合作的同时,加强在能源、环保等领域的合作。
 双方が日中間の三つのドキュメントを厳格に遵守し、「歴史を鑑み、未来に向かおう」の精神を堅持し、長期を見渡し、大局を見据え、交流を深め、協力を強化すべきである。地域と国際事務の過程で、双方が協調と協力を強め、さらに一歩進んだ両国の文化、教育と青少年の交流を深め、両国共通のニーズを起点に、両国の経済と貿易関係を強化するとともに、エネルギー資源や環境保護の領域でも協力していくべきだ。
 お、エネルギー資源で協力ですか。東シナ海問題に関しての屁理屈というのを紹介したことがありますが、やっぱり日本の技術が目当てですか?

  发展中日关系,不能也无法回避历史问题。正确对待历史,才能把历史的重负化为前进的动力。当前,两国政治关系困难的症结是日本领导人参拜靖国神社问题。我们希望日方妥善处理这个问题。这个问题拖的时间越长,对包括中国人民在内的受害国人民感情的伤害就越大,也越不利于两国关系的改善和发展。前事不忘,后事之师。作为领导人,应该本着对历史负责、对人民负责的态度,从中日世代友好和亚洲和平与发展的大局出发,妥善处理有关问题,防止两国关系受到不应有的损害。中国人民从来都认为,在那场不幸的战争中,包括被迫走上战场并失去生命的日本士兵在内的日本人民也是战争的受害者。但是,对发动这场战争的战犯,中国人民是深恶痛绝的。日本领导人在考虑参拜靖国神社的问题时,务必要考虑到受害国人民的感情,务必要考虑到中日友好的大局。
 日中関係を発展させるためには、歴史問題から目をそむけることはできない。正しく歴史に面と向かうことで、歴史の重荷を前進する力に変えることができるのだ。現在、両国の政治関係を難しくしているのは日本の指導者の靖国神社への参拝問題である。日本側がこの問題を正しく解決することを望んでいる。この問題の解決を先延ばしにすればするほど、中国人を含む被害国への感情を害し、両国の関係の改善と発展に支障をきたす。過去を忘れず、未来の教えとする。指導者として、歴史と人民への責任という観点から、日中の友好とアジアの平和と発展という大局をみて、問題を解決し、両国の関係にひびが入らないように努力すべきだ。中国人民は常に、あの不幸な戦争で戦場に送られて命を失った日本兵を含む日本人民も戦争の被害者だと認識している。しかし、この戦争を発動した戦犯に対しては、中国人民は憎しみを感じている。日本の指導者は靖国神社参拝問題を考えるとき、被害国の感情を察し、日中友好の大局を考えなければならない。
 《我的前半生》というのは最後の皇帝、溥儀が書いた本ですが、そこに日本人の罪が重くなるように、そして自分の罪が問われないように証言をしたと書いてあるんですが。

 さて、さんざん胡錦濤主席の話を紹介しておいて、相手の小泉首相の話は2段しかなく、しかも非常に短いですね。中国の発展は日本にとっていい機会だ、という話は飛ばして、最後の段落から
  对历史错误进行反省、从中思考两国关系至为重要。日本再也不能发动类似的战争。关于参拜靖国神社的问题,他表示充分了解了中方的立场。他重申日本政府奉行一个中国政策,不支持“台独”。
 歴史の錯誤に対して反省し、その中から両国関係の重要さを考える。日本はあのような戦争を二度と起こすことはない。靖国神社参拝の問題については、中国側の立場を十分に理解した。日本の政府は一つの中国政策を支持し、台湾独立を支持しない。
 って一言も日本の主張が紹介されてません。小泉首相が言わなかったのか、記者がわざと書かなかったのかのどちらかですが、いずれにしても情けない話です。

 さて、わざと紹介していなかったニュースのタイトルです
  胡锦涛会见小泉称不能也无法回避历史问题
 胡錦濤が小泉に会見 歴史問題から目をそむけることはできない
 あんたねぇ、つい最近日本の領海を侵したのはあんたが率いる中国のほうだぞ。「歴史」というのは、確か定義によれば文字による記録が始まってからのことを指すはずだけど、あんたらが日本の領海を侵したのも歴史の一部分なんだ。
 ただわざわざ「?」をマークをつけた『中国が領海侵犯認める、阿南大使に「遺憾」の意』?での結論を引っ張ってくると、要するに、「そんなことは言った覚えはない。仮に言ったとしても正式な文章として残っていないことは中国の正式な発表ではない」と言い逃れるために、口頭でうやむやにしたというのが真相でしょう。ということで、日本の一部のマスコミが「中国が異例の謝罪をした」と限りなく間違いに近い報道して、それを信じている人が多い日本ですから、中国になめられても自業自得か。

 がんばれニッポン。

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by wowow_turk | 2004-11-23 17:35 | 中国のニュース


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