うねり

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2004年 11月 21日

人民元切り上げのうわさ

 普段は上海オンラインのニュースをチェックするのですが、今日はシナのニュースをチェックしてみました。こっちの記事のほうが一つ一つの記事が長いですね。
 現在世界各国から人民元を切り上げるように要求が出されていますが、輸出を優先したい中国共産党はいまだに首を縦に振っていません。ただいろいろなプレッシャーがあるために、切り上げも時間の問題だと見られています。
 いつものように、ニュースのタイトルから 
  外汇黑市魂断人民币升值预期 众黄牛纷纷下岗
 外貨の闇市が人民元切り上げの雰囲気を察し 闇商人が次々に辞めていく
 「黄牛」というのは不正規のルートで金券などを取引する人の呼び方で、例えばコンサート会場の前で高いチケットを売ってるおっさんがその一例です。日本語が思い出せないのでとりあえず「闇商人」としておきました。

 さて、なぜ外貨に闇市があるのか、と疑問をもたれた方も多いでしょう。ちょうど説明がありました
  曾几何时,美元在中国异常抢手,由于国家对外汇实行管制,普通百姓手上外汇不多,一旦急需时,都要去黑市找“黄牛”换取。而如今,随着美元贬值、人民币升值预期日盛,以及国家对经常项目用汇的管制逐渐放松,外汇黑市需求极度萎缩,使“黄牛”们的日子日渐难过。
 いつから始まったのかは定かでないが、米ドルが中国では異常な人気を集めてきた。中国では外貨の交換が自由でないため、一般民衆は外貨に交換するのが難しく、必要なときには闇市の闇商人と交換するのが普通だ。しかし、米ドルに対して人民元が切り上げられるとの予測が日々強まり、また政府も制限を徐々に緩和したため、外貨闇市に対するの需要が激減し、闇商人の商売が成り立たなくなってきた。

 米ドルの人気のなさを描写した部分がありました
  在上海外滩与中国银行营业厅一个街区之隔的招商银行门口,另外两名“黄牛”也在东张西望,当问及是否要美元时,两名“黄牛”一听直摆手,连声说,“不要,不要,除了美元别的外币都可以谈。”
 上海ワンドで中国銀行営業所から1ブロック離れた招商銀行の前で、2人の闇商人が通行人をきょろきょろと見渡していた。通行人が米ドルを買わないか、と聞いてくると、2人はジェスチャーで示しながら、「いらん、いらん、米ドル以外ならいいけど」。

 米ドルを嫌う傾向は数字にも表れています
  现在不仅是“黄牛”们不要美元,居民持有美元的愿望也急骤下降。统计数据显示,从今年8 月起,中国银行上海分行个人客户将美元兑换成人民币的结汇交易量开始大幅攀升:8月份整月交易总金额达到1.8亿美元;到了9月份,交易量又较8月份提高了17%;10月底,客户要求把美元兑换成人民币的交易量又比9月猛增了34%,而11月里的迹象则显示增速仍在提高。
 闇商人ばかりでなく、普通の人も米ドルを手放したがっています。統計データによると、今年の8月から中国銀行上海支店の利用者が米ドルを人民元に交換する金額が大幅に上昇した。8月の金額は1.8億米ドルに達し、9月には8月よりもさらに17%アップし、10月末には九月に比べ34%も増加し、11月も増加の傾向は続いている。
 ここで中国は貧富の差が大きく、また人口が異常に多いため、全国の平均値というものに意味がないことがよくあります。例えば、中国の平均収入はまだ低レベルですが、お金持ちの絶対数はかなり多いのですと書きましたが、米ドルの金額を計算してみましょう。
 1.8+(1.8*1.17)+(1.8*1.34)=1.8*3.51=6.318(億米ドル)
 これは3ヶ月間の、しかも上海だけの数字です。そして11月にも増加傾向ということは、米ドルの所有額はもっと多いということですね。

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元記事はこちら
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by wowow_turk | 2004-11-21 17:33 | 中国のニュース


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