うねり

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2004年 10月 09日

トラックバックをどんどん使いましょう

 関心空間というものを楽しんでいた時期があります。知らない人もいると思うので関心空間についてから一部分を引用すると
 『関心空間』は個々のユーザーが内なる関心をオンライン上に入力することで、互いの関心が意外なところでつながりを見せる構造となっています。あなたの関心事に触発された他のユーザーがあなたと情報を交換したいと思うでしょうし、あなたも他人の関心に興味を持つに違いありません。このように『関心空間』は自分の関心を通じて、新しい情報や人とのつながりをつくり、新たな関心を育む“循環の場” なのです。
 簡単に言うと、自分が関心を持つことと、他人が関心を持つこととの共通点を見出して、それにリンクを張っていく、という仕組みです。もしその相手も共通点があると考えた場合には相手からもリンクが張られます。

 具体的な例があるとわかりやすいので、Weblog定義(いまさら・・)というキーワードを見てみましょう。
 ここではm_um_u.という人がWeblogの定義について説明しています。そしてこのページの下の方にキーワードリンクというのがあります。そこの一番上に「Weblog定義つながり」と「WEBLOGつながり」という文字と曲がった矢印があり、さらにその下にWEBLOG (aaaaaaa)という文字があります。これは「Weblog定義つながり」という関連語を使ってm_um_u.という人が「Weblog定義(いまさら・・)」をaaaaaaaという人が書いた「WEBLOG」にリンクし、またその反対にaaaaaaaという人も「WEBLOGつながり」という関連語を使って「WEBLOG」をm_um_u.という人の「Weblog定義(いまさら・・)」にリンクしていることを示しています。これは相互リンクの例ですが、さらに下には一方通行のリンクも見ることができるはずです。

 ここでのポイントはAからBへリンクをした場合、Bの持ち主はリンクされたことを知ることができるということです。これがウェブページとは違う点です。ウェブページではメールで相手に知らせない限り、あくまでも自分サイドの行為に終わってしまいますから。

 さて自分はウェブサイトの管理人もやっているので、インターネットの動向には興味を持っています。しかし、ウェブログというものを初めて聞いたときには、「更新を簡単にした定型ウェブページの管理方法」ぐらいの認識でした。したがって自分で使ってみる必要を感じませんでしたし、それほど盛り上がるとは思えませんでした。
 ところが(ウェ)ブログという言葉がニュースに登場しない日はない、というほど注目を集めているようなので、先日たまたまgooでブログの説明を読んでみました。そしてトラックバックという仕組みを知ったのです。

 やっと本題に入りましたが、gooにあるトラックバックについての説明を見てみましょう
通常、自分のホームページでリンクを作るときは、自分のページから相手のページへとリンクが張られます。これとは逆の方向、つまり相手のページから自分のページへのリンクを作ってしまうのが、トラックバックのはたらきです。
 なるほど、ではここで関心空間、ウェブページのリンク、それにトラックバックとの比較をしてみましょう。
関心空間    自分サイドからリンク◎ 相手に通知◎ 相手サイドからリンク○
ウェブページ  自分サイドからリンク◎ 相手に通知▲ 相手サイドからリンク×
トラックバック  自分サイドからリンク○ 相手に通知◎ 相手サイドからリンク◎
  ○:ブログのシステム内で処理できる
  ◎:○の条件を満たし、かつ自分でコントロールできる
  ▲:ブログのシステム外でのみ処理可能で、かつ自分でコントロールできる
  ×:ブログのシステム外でのみ処理可能で、かつ自分でコントロールできない
 このように整理してみるとわかりやすくなります。gooの説明のとおり、トラックバックはまさに「相手のページから自分のページへのリンクを作」るという行為ですね。
 リンクを張るということは例えてみると、探検家がある場所に到達したことを他の人に知らせるために旗を立てるようなものです。たが関心空間とトラックバックでは旗を立てる場所が違っていて、前者は自分の庭に、後者は相手の土地に旗を立てます。変な言い方ですが、前者は内向的、後者は外交的と言ってもいいかもしれません。

 ウェブというものは情報を共用してこそその価値が増すと考える自分はトラックバックの仕組みの方がよりウェブ的だと思います。端的にいうと、自分の庭にいくら旗を立てたって他の人には気づいてもらえませんが(サーチエンジンのことは棚上げしてます)、相手の土地に旗を立てれば不特定の人の目にも留まろうってもんです。
 関心空間については、すばらしいシステムですが、情報を共用できる範囲がイントラネットに限られているので、なんとなく逼塞感があります。その点トラックバックシステムはgooだろうがライブネットだろうが、どこでも情報の共用できます。しつこく旗を立てる比喩を使うと、前者は一つの団地内で、後者は世界中にある団地間で情報の共用をしているといえるでしょう。

 「トラックバックを使う際のエチケット」みたいなものをどこかで見かけましたが、なんとせせこましいことを言っているんだ、と思いました。自分は、例えば山形浩生のリンクするなら黙ってやれ!という主張に魅力を感じます。最初の二行を引用すると
 リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ!
 すばらしい主張です。

 これまで何日かブログを使ってみたんですが、トラックバックを使っていない人が多いようです。トラックバックのないブログなんて、ミルクが入ってないミルクティーと同じです。ブログが持つパワーを発揮させるためにも、みなさんどんどんトラックバックを使いましょう。


 スパムメールならぬスパムトラックバックが登場する可能性は大ですが、だからといってトラックバックを使わないという理由にはなりません。「スパムメールが氾濫してるから、私はメールを使いません」と言っても説得力はありません。

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by wowow_turk | 2004-10-09 16:36 | つらつらと


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